永遠の愛をあなたへ・・・

メモワール今渡にて通夜・葬儀のお手伝いをさせていただきました

初夏の日差しが降り注ぎ空までもが遺りゆくご家族に泣かないでと囁いているような日

式場入り口にはみんなの記憶に新しい奥様そのもののお写真

お嬢様がお持ち下さったアルバムが想い出となりゆく日々を振り返らせてくれます

生前お好きだったお菓子類も届きました

大好きなママ。お別れを受け止められず傍にお子様方が声をかけ続け、ご姉妹方も寄り添われ・・・

お花が大好きだった奥様へ多くの方々がお花をお供えくださいました

導師　ご入場されおカミソリの儀を受けて仏弟子となられました

奥様の新しい歩みを進めるための法名もいただきました

多くの親戚の皆様はもちろん、生前仲良くされていたご友人も参列いただき粛々と式はすすみます

「愛しているよ、いつまでも」そう呟きながら喪主様のご焼香です

「ママ・・・」合わせる手からは感謝の気持ち、そして止める事の出来ない涙が溢れます

まだ十代で出会い恋をして結婚しご家庭を築かれたご夫婦。共に歩んだ日々の中で素敵な時間を刻み想い出を残されました

涙を拭いながら喪主としてご主人様がご挨拶

「逝かないで」「目を開けて」「でもよく頑張ったね」

みなさんがそれぞれに労い惜しみつつお花が手向けられていきます

火葬場へ向かいご出棺です

お別れしていくには若すぎる故人様。息子さんのお嫁さんにも会ってみたかったでしょう、お嬢様のウエディングドレス姿も見たかったでしょう。そして大好きなご主人ともっともっと一緒に年を重ねて、手にしわが出来るまでつなぎ続けていたかったことでしょう。「なんで私が」「どうして私が」と悩まれた日々もあったでしょう。それでも家族が一丸となり完治を祈り寄り添いあって歩まれたかけがえのない日々は皆様のこれからの心の支えとなる事かと思います。

ぽっかり空いてしまった穴を埋めることはできませんが、ご家族がお力落としの無いよう、またいつか自分らしい笑顔で明日を歩みだしていただける日が来ることをお祈り申し上げます。

二日間でしたが大切な愛しい方を送られる時間をご一緒させて頂きましてありがとうございました

これから暑くなりますのでお身体大事にお過ごしください

ディレクター岡部

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