2024.07.23
またね
メモワール山県にて通夜・葬儀のお手伝いをさせていただきました
亡き人を偲び空も今にも泣きだしそうな日・・・
ロビーにはみんなで過ごした日々を思い出すお写真が飾られ感謝の気持ちを綴った礼状が
式場内にはたくさんのお花や果物にそれぞれの想いを込めて飾られました
式前にはお食い別れの義としてお斎が供えられご家族で共にする最期のお食事です
導師により引導が渡させお父様の新たな「旅」が始まりました
お父様の新たなお名前 戒名が授けられこの名の元にこれからは仏様として遺るご家族を導いて下さいます
「お義父さん、息子にしてくれてありがとうございました」と喪主様のご焼香
「じいちゃん、いっぱい遊んでくれてありがとう」お孫さん・曾孫さんもご焼香へと進まれます
家族になってから今日までの感謝の気持ちをお話して下さいました。
じいじお花でいっぱいになってまったよとまだ小さなひ孫様が言えば、ご両親がたが
「いいの、大じぃじお花いっぱいあげて。喜ぶから」
「じゃあ、もっとあげていいの?」
と小さな手で大じいちゃまにお花を届けてくれお父様もどれほど嬉しかったでしょうか
「じゃあ・・・またね」
とおふたを閉じ永遠のお別れです
薄曇りだった空もご出棺の瞬間に泣き出しお別れの寂しさが募ります
数十年前に今は亡き奥様と出会って2人で始まった家族が今はこんなにも多くの家族へと成長しました。
それはひとえにお父様とお母さまがどんな時もあきらめずにコツコツと歩み紡いでくれた愛情とお互いを思いやる心が築き上げてくれた家族みんなの誇り。あなたがいてくれて息子に迎え入れてくれたからこそ、と喪主様はお父様に感謝されていました。 でもきっとお父様はお父様で喪主様に感謝されていたことと思います。
お淋しくはなりましたが、今度は次の時代を担っていくこの幼い方々が健やかで皆様がお父様から教えてもらったことを受け継いで行って下さることかと思います。 その日までどうか皆様がお父様の事をお話続けてあげて頂けたらと思います
色々と至らない事もあったかと思いますが、長女様が出棺寸前に仰って頂いた「いいお式にして頂いてありがとう」
のお言葉。本当に有難く感謝の気持ちでいっぱいです。 まだまだこれから暑くなりますが、お身体大事にお過ごしください。 二日間 本当にお世話になりました、ありがとうございました。
ディレクター岡部
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