2024.11.18
真っ直ぐ、力強く、精一杯生きた人生を讃えて
メモワール関会館にて
通夜・葬儀のお手伝いをさせていただきました
自分で決めたことは最後までやり通す、強い意志の持ち主であったお父様
その最たるものが、自ら家を建てたことだと、当家様は語られました
見習い経験はあるものの、大工ではないお父様が家を建てるということは生半可な事ではありません
お金をためながら、他のことは見向きもせずにこつこつ家を建てておりました
喪主様方も駆り出され、竹を編み、土をこね、壁にその土を塗った作業は得難い思い出となりました
二年近くの歳月をかけて完成した皆様の努力がめいいっぱい詰まった、広く、素敵な家は、紛れもなくお父様が残してくれたもの
お寺様から、戒名を頂きました
お父様が作られた機械で出来たループタイ
親族様方の中でも「わたしのも!」と大人気でした
木目がくっきり、工夫されて作られたループタイにもお父様の様々な努力が詰め込まれていることでしょう
ご遺影写真にも写っているループタイ、その一つはお父様のお棺へ
たくさんの親族様に召し上がっていただいたお斎のお食事を、お父様にも
「久しぶり!」「元気にしてた?」親族様の楽しそうな会話に満たされた式場にて、葬儀式、開式でございます
皆様方のご焼香でございます
喪主様から皆様方に挨拶でございます
お葬儀式後に皆様方にお花を入れていただきました
ひ孫様も一緒におおじぃじにお花を入れ「おおじぃじ寝てるの?」と
そんな言葉に「今はまだ寝てるけど、またいつか会えるよ」と一言
何十年後の未来、お父様が作ってくださったループタイをつけて笑顔で再会できる日を夢見て…
家では厳しくもあったお父様
振り返れば楽しい思い出も、苦しい思い出も、頭をよぎる事でしょう
そんな思い出を、お父様と共に建てたおうちと共に思い返していけますように…
当家様におかれましては二日間、大変お疲れ様でございました
昨今は寒くなってまいりましたので、体調崩されませんようお体ご自愛下さいませ
また、たくさんのお励ましのお言葉もありがとうございました
大変お世話になりました
ディレクター林・杉森
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