2024.12.23
仲間が紡いだ奇跡
本格的な寒さが到来した12月中旬。
メモワール花園にてお別れ会が行われました。
故人様はかねてより登山を愛していました。
そんな故人様は不運にも山中での遭難によりご逝去されてしまいました。
当初は警察の捜索でも痕跡を発見できなかったようですが、その後山岳会のお仲間の方々による半年以上の懸命な捜索により遺留品とご遺骨を見つけ出してくれたようです。
そして2024年の11月末に遭難された高山市内で葬儀を執り行いました。
ただ葬儀場は遠方だったため、交友の広かった故人様のことを考えてくださった故人様のご両親が、お世話になった山岳会のメンバーや学生時代のご友人を招いて当社でお別れ会を行って頂きました。
ステージ上には故人様の愛用していたウェアや登山用具を展示させて頂きました。
なんと、世界的に有名なマッターホルンにも登頂したことがあるようでした。
ステージ下では故人様の思い出のアルバムやこちらにも登山用具を展示させて頂きました。
たくさんの方々が足を止めて数々の展示品を見入っていた姿がとても印象的でした。
ご親族様、ご友人の方々、お仕事関係の方々、そして山岳会の方々。
本当にたくさんの方々にご参列頂きました。
受付ではお母様のご意向で、故人様が集められていた「ご当地キティちゃん」のボールペンを参列者の方々にお渡し頂きました。
そして式場内は満席となり、お別れ会は始まりました。
参列者の皆様による黙祷。
故人弟様による献灯の儀。
そして喪主の故人お父様がこの度の事故の経緯をお話しくださり、皆様方も真剣にお話をお聞きされていました。
その後は学生時代の同級生、職場の同僚、山岳会の方々による弔辞を頂きました。
そして故人様のお写真をお預かりして「生い立ち編」と「山岳編」の2本のスライドショーを上映させて頂きました。
会場内には故人様を懐かしむご様子から、笑いと涙が溢れていました。
お別れ会はあっという間に時間が流れ閉式となりました。
ただ閉式後も久しぶりにお会いしたご友人方が遺影写真の前で写真を撮られていたり、故人お母様とお話をされているご様子でした。
これは紛れもなく故人様が繋いでくれた縁でした。
当社はどのような形であれ故人様の旅立ちのお手伝いができればと考えております。
故人様ご両親も大変喜んでくださり、「メモワールさんにお願いしてよかった」と大変ありがたいお言葉を頂きました。
ご縁頂き本当にありがとうございました。
寒い日が続きますがご自愛くださいませ。
ディレクター 飯田・清水
各務原市の葬儀・家族葬はメモワールへお問い合わせください
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